月別アーカイブ: 2011年3月

原発推進報道と重なるもの

 東電の原発に関する問題は、発生後半月経っても悪化するばかりで収束する気配がありません。原子炉の冷却には多くの人・資源が投入されていますが、被曝者の数は増える一方です。
 半径20キロ圏は人が入れなくなり、さらにそれより離れた地域も、「屋内退避」が「自主避難勧告」になるなど、状況は悪化する一方です。それに加え、陸地に飛び散った放射性物質により、農業が多大な被害を受けています。また、現在はあまり報じられていませんが、海中にもかなりの放射性物質が流れているとの事で、これが環境や漁業にどのような影響を与えるかも心配です。

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高官発言と軍が行っていることの整合性

 アメリカ国務省の日本部長で、一昨年まで沖縄総領事を務めていた、ケビン=メア氏が、国務省内にて「オフレコ」で、沖縄の人は怠惰すぎなどという発言をしました。
 これについて、各所で「暴言」として報じられています。たしかに、読むとメア氏が、日本人、特に沖縄県民を心から侮蔑している事がよく伝わってきます。
 当然ながら、日本人の一人として、不快感をおぼえました。ただ、それは、さほど意外性のある「不快感」ではありませんでした。
 つい先週にも、岡山で低空飛行していた米軍機が、民家の土蔵を破壊したという事件がありました。
 他にも、群馬県など全国各地で、米軍の訓練が日本人の生活をおびやかしています。何年か前には、いきなり出会った米兵に殺された主婦やタクシー運転手もいました。

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