« 「虚偽報告」が発生する理由 | メイン | 「注目」の候補 »

軍事力によって侵略は防げる?

 憲法9条擁護や自衛隊削減を主張すると、反論として「では日本が攻めて来られたらどうする?」と言われる事があります。これはつまるところ、「軍備がない(弱い)と、他国の侵略を防げない」という主張のようです。
 しかし、これは本当なのでしょうか。これだと、「他国の侵略を防げるのは軍備がある(強い)からだ」となります。しかし、昨年からのイラクを見ればそんな事はないのは明らかです。かつてのイラク同様にアメリカが「ならず者国家」などと名づけて敵視している国は他にもあります。それらの国がイラクのようになっていないのは、イラクより軍事力が充実しているからではないでしょう。
 さらに言うと、地上最強の軍隊を要するアメリカは、3年前に国家の中心地を攻撃されました。もちろん、これは「侵略を受けた」とは違います。しかし、「国外の勢力に攻めて来られて多くの死者を出した」わけです。この惨事においてアメリカの軍事力は抑止力として役に立ちませんでした。むしろ、テロを起こされる原因だったくらいです。
 このように、ここ数年の例だけ見ても、「軍備がない(弱い)と、他国の侵略を防げない」というのが本当なのか、非常に疑問です。ついでに言うと、日本が一番強烈な「他国の侵略」を受けたのは、非武装どころか、東アジアから赤道近くまでを侵略し、ハワイを攻撃できるほどの軍事力を持っていた時期でした。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://korede.iinoka.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/26

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 軍事力によって侵略は防げる?:

» 非暴力で安全保障に納得 from ▼milou
お母さーん達、立ち上がりましょうよ。〜 愛する子どもを人殺しなんかにしてはいけません。まして殺されてしまうなんてもってのほか。生きていく基盤は平和ですよ9条を守らなくてはいけません。 子どもを戦場へ送るな! こう言うと 攻めてこられたらどうする?とか、女... [詳しくはこちら]

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)