本日は、千葉1区のキャラバンで、中央区・稲毛区・美浜区を回りました。
宣伝カーに乗るのは、市長選挙以来、4ヶ月ぶりです。
助手席に乗った時は、当時のことを懐かしく思い出したりしました。
最初にお話をしたのは、蘇我駅前でした。
お話をしようとしたら、近寄ってきた方がいました。そして、「自分は、共産党を一番信用している。自民党はダメだ」とおっしゃりました。
いきなり、勇気づけられて嬉しく思いながら、北朝鮮のミサイル発射・核実験を厳しく糾弾・抗議すると話しました。同時に、国連安保理決議では、北朝鮮への制裁の強化とあわせ、対話による解決がうたわれている事を紹介しました。
にも関わらず、対話を否定し、もし戦争が起きたら日本に暮らす人の命と暮らしがどうなるか、という事を軽視している安倍政権の姿勢を批判しました。
すると、通りかかった方が「平和な日本を守ってください」と声をかけてこられました。
他にも、多くの期待・声援をいただき、幸先のいいキャラバン開始となりました。
続いて、千葉中央駅に移動しました。ここでは、犬を連れて通りかかった方が、最初から最後までずっと話しを聞いて下さいました。開始時にマイクの不調があったのですが、それを指摘してくださるなど、協力して下さいました。
終了後、話しかけたら、「北朝鮮としては、アメリカが核を持っているから、自分も持つ、という考え方ですね。向こうの論理としては、これは当然なのでは?」と尋ねられました。
「核抑止論」を前提にすれば、たしかにその通りです。とはいえ、もちろん、北朝鮮の核保有・核実験を容認することはできません。
そこで、「その通りですが、要は、アメリカが持とうと、北朝鮮が持とうと、核保有事態が誤りだという事ではないでしょうか」と返答しました。そして、現在、国連では122もの国が、核兵器禁止条約を作り、批准が始まっている事、これが成立して核兵器を持つこと事態が違法化し、米ロ中をはじめとする既存の核保有国も、北朝鮮と同様に、核兵器を廃棄させる世界のルールを築き上げる必要があると話しました。
相手の方は、核兵器禁止条約の事をご存知ありませんでした。そして、自分の話に納得していただきました。
三番目は、千葉駅東口でした。ここには、中央区の後援会の方々が集まり、大きな声援をいただきました。また、多額のカンパを届けて下さった方もいました。
午後は、稲毛区に行きました。
団地では、多くの方が応援に駆けつけてくださいました。
安倍政権が打ち出そうとしている、「高度プロフェッショナル制度=残業代ゼロ制度」や、月100時間未満の残業を容認する法案は「働き方改悪」でしかないことを語りました。
また、OECD加盟国で最下位という、低すぎる教育予算のため、高額費・高利の奨学金・教員不足などの問題が発生している事を話し、将来の社会を豊かにするためにも、もっと教育に税金を使うべき、と訴えました。
若い方が、ずっと立ち止まって聞いていました。
お話を伺うと、大学院に通って教師を目指しているとのことでした。
この方が、ちゃんとした労働環境のもと、充実した教育ができる世の中にするためにも頑張らねば、と思いました。
夕方は、美浜区に行きました。
稲毛海岸のマリンピア専門店街で演説をしようとしたら、向かいの店から出てきた小学生の方々が、「大野たかしだ!」と嬉しそうに手を振ってくれました。
市長選挙の事を覚えていてくださったのでしょう。ここでも、話す前から大変元気づけられました。
そこで、4ヶ月前に訴えた、学校エアコン設置について、日本共産党千葉市議団と協力して何としても実現させたいこと、また、国政的には、教育予算を増やす必要があると話しました。
一方で、安倍政権は、教育にお金を使わず、軍事費を増加させています。
しかも、日本を守るのに何の役にも立たず、故障や墜落を繰り返す、欠陥機オスプレイ導入に何千億もの税金をかけること、さらに、「兵器を買うことは、アメリカの雇用や経済に役立つ」安倍首相が国会で述べた事を紹介しました。
そして、日本で集めた税金は、日本で生活する人の命と暮らしを守るために使うべきであり、福祉や社会保障を充実させるべき、と訴えました。
福祉や社会保障に使った税金は、国内の消費につながります。そうやって、GDPの六割を占める個人消費を増やす事により、日本の経済を活性化させたいと話しました。
最後に、スーパーの前でお話しました。
安倍首相の目指す「憲法9条に3項を追加して自衛隊を書き込む」が、単なる現状追認ではないと、その危険性についてお話しました。
自衛隊が海外で殺し殺される事態になることを許さず、平和な日本を守るためにも、憲法改悪を目論む安倍政権を倒したいという自分の想いを語りました。
そのためにも、来るべき総選挙で日本共産党を大きくしていただき、私・大野たかしを国会に送っていただきたいとお願いしました。
自転車で通りかかった方が、「頑張ってください」と言って握手を求めるなど、ここでも嬉しい反応がありました。
久々の宣伝カーで少々疲れた事もありました。しかしながら、これまでになかった、多くの方の声援・激励に疲れも吹っ飛びました。
同時に、本当に多くの方々が、日本共産党に期待されている事を肌で感じました。
その皆様の思いに応えるべく、これからも全力で頑張らねば、と強く思いました。