日本を旧ソ連のようにする政党

 いよいよ総選挙の投票日が明日になりました。
 これまで何度も書いていますが、筆者の支持政党は日本共産党です。したがって、これをお読みの皆様におかれましては、比例区は「日本共産党」、選挙区は日本共産党から出ている候補者(沖縄2・3・4区は除く)の名前を書いていただく事を、強くお願い致します。
 具体的な例を何名か挙げると、千葉2区なら小松実さん、千葉3区なら、かばさわ洋平さん、東京1区なら富田なおきさん、東京3区なら香西かつ介さん、東京6区なら岸たけしさん、埼玉2区なら、おくだ智子さん、といった具合です。もちろん、他の選挙区も同様です。
 このような事を読むと、「でも共産党というと、昔のソ連みたいな世の中を目指しているのでは…」などと心配される方もいらっしゃるかもしれません。特に、東西冷戦を経験していると、「共産党=ソ連みたいな世の中を目指す党」だと思い込んでいる方が少なからずいると思います。
 同様に、自民党はこれまでの日本の繁栄を支えてきた。色々不満はあるが、とりあえず自民党に入れておけば今まで同様、普通に暮らせる、と思っているいる方も多いと思います。

 しかし、これは事実と正反対なのです。
 自分は10代半ばの頃から共産党を支持していました。その事を公言すると、先ほど書いたように「共産党が政権を握ったらソ連みたいになる。たとえば、好きな職業にもつけなくなる」などと言われたものでした。
 しかし、それらの「ソ連みたいな世の中」を実現したのは、共産党でなく、自民党でした。「好きな職業につけなくなる」をはじめ、当時言われた事と、自民党政治で実現した一覧表を作成しましたので、見ていただければ幸いです。(クリックすると大きな画像が同じ画面で開きます)

かつて「共産党が政権を取ったらソ連のようなひどい国になる」と言われてましたが、そのひどい国を実現したのは自民党でした

かつて「共産党が政権を取ったらソ連のようなひどい国になる」と言われてましたが、そのひどい国を実現したのは自民党でした


 さらに、自民党は、さらなる「旧ソ連のような世の中」を作ろうとしています。基本的人権を制限できる「憲法改悪草案」などは、その代表例と言えるでしょう。

 このような事例を見れば、我々普通に暮らしている国民に脅威を与える政党が自民党である事がよく分かると思います。
 そして、その自民党の政治に、普通に暮らす国民の立場で、正面から対峙してきたのが共産党です。
 たとえば、昨年の参院選で躍進し、議案提出権を得た共産党がまず最初に提案したのが「ブラック企業」を規制する法案でした。そして、その動きを見ただけで、厚労省が追求をおそれ、「ブラック企業」の調査を行ったほどでした。
 また、先日も日本にカジノを作ってギャンブル中毒者をさらに増やす動きを牽制し、安倍首相に「カジノ議連」をやめる、と明言させた、という実績もあります。
 このように、普通に暮らしている人の幸せを共に産み出す政党である共産党に、ぜひとも一票を入れていただければ、と思っています。