2017年総選挙、始まる

 いよいよ総選挙が始まりました。市民の皆さんと野党の共闘で、格差拡大・平和破壊の安倍政治を終わらせ、一人ひとりが大切にされる政治・8時間働けば普通に暮らせる世の中の実現に向け、全力で頑張ります。
 そのためにも、日本共産党をより大きくしていただきたいと願っています。
 第一声は千葉駅前で行いました。新社会党の上野建一元衆院議員から、応援演説をしていただきました。上野さんと新社会党の皆さんに、心より御礼申し上げます。
 自分は、悪政を極める政治を変えるために、この2017年10月を安倍内閣最後の月にしたい、とお話しました。そして、自民党の消費税を10%に増税して、増税分の一部を教育・福祉に使う、という公約について、これまで何度も「消費税は福祉・社会保障のため」と公約してきたが、それをことごとく守らなかった事を指摘しました。
 さらに消費税8%増税以降の生活・消費・経済の悪化にふれ、10%増税など絶対にさせない、と話しました。同時に、代わる財源として、法人税・所得税の税率を元に戻し、大企業・富裕層向けの優遇措置をやめれば、それだけで消費税2%に相当する財源ができること、さらにタックスヘイブン規制を厳しくし、日本で儲けた分はちゃんと日本に納税させる、などの対案をお話しました。

 また、自民党が憲法九条改憲を公約したことについて批判し、自民党案の九条に三項を追加して自衛隊を明記すれば、それは海外での戦争参加、さらにはそれに対する日本国内での報復テロの危険性につながる、と指摘しました。
 そして憲法九条を守り、平和な日本を100年後、200年後に継承していきたい、とお話をしました。
 千葉1区は、自分の他に三人が立候補していますが、自民・希望・維新といずれも改憲を公約に掲げている政党から出ています。千葉1区で唯一憲法を守る公約を掲げている自分に、平和を守る一票を託して下さい、そして比例は日本共産党に、と訴えました。

 その後は、中央区・稲毛区・美浜区を回りました。
 ネットに掲載した告知を見て、応援に来てくださった方がいました。
 また、高齢の方から小学生の方まで、何度か北朝鮮問題で対話になりました。マスコミなどの煽りの影響で、「北朝鮮が日本にミサイルを飛ばしてくる」「北朝鮮は話してもわからない国だ」と思い込まされている人が多いことに驚きました。
 それに対しては、日常生活や、かつての北朝鮮危機での事例を元に、話し合いでの解決が必要であること、戦争になったら日本で多くの命が失われるのだからその選択肢はありえない事をお話しました。
 限られた時間でしたが、ある程度の納得をしていただくことができました。
 また、ある街角では、中学生の方々から「学校にエアコンを付けて下さい!」と声をかけられました。
 5ヶ月前にあった市長選での自分の公約・名前を覚えていただいた事を、大変嬉しく思いました。
 市長選挙で大きな争点となった小中学校普通教室にエアコンがない問題ですが、もちろん、最大の原因はエアコン設置に背を向け続ける熊谷市政です。ただ、同時に、OECDで最下位という、日本の教育予算の少なさ、という問題もあります。
 国政において、教育予算を増やし、日本共産党千葉市議団とも協力して、市長選の公約実現も全力で頑張りたい、と改めて思いました。
 本日も多くの声援・激励をいただきました。引き続き頑張ります。