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商業マスコミの定める「争点」

 千葉県知事選挙が行なわれています。そんな中、数週間前の毎日新聞の報道で、際だった争点もなく、有権者に対立軸が分かりづらい構図などという記事がありました。
 これだけ、経済がガタガタになり、国民生活は打撃を受けています。そんな中、県知事を決めるという大規模な選挙で、本当に争点がなかったりするのでしょうか。
 たとえば、千葉県では、銚子市の市立病院閉鎖などという問題がありました。これは、別に一つの市だけの問題ではありません。自民党政府が財界と一体となって進めている、「国民の福祉に関する事業のうち、儲けになるものは私企業化し、そうでならないものは切り捨てていく」という政策の一環です。

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