特定秘密保護法案が11月26日衆議院で強行採決されました。
ほんの数日前である21日に、日比谷で反対集会が行われ、1万人以上の人が参加しました。地方でも、同様の集会・デモが多数開催されました。
さらに強行採決前日である25日に福島で開かれた公聴会では、与党が推薦した公述人すら批判的な意見を述べました。
にも関わらず、その翌日の午前中に委員会で強行採決し、さらにその晩に本会議を開催し、再度強行採決をしたわけです。
こんな事がまかり通るなら、議会での質疑応答も公聴会も必要なくなります。
国会で法律などを審議する場合、委員会と本会議で審議します。さらに、公聴会で外部の意見を聴いて審議の参考にします。
こんな事、小学校の教科書に記載されている事です。しかしながら、安倍首相を始め、法案成立に協力した政党は、そのルールすら無視したわけです。