支部のお疲れ様会のあと、市議会で代表質問を傍聴

花見川区の支部が開催した、市長選のお疲れ様会に呼んでいただきました。
30分ほど、市長選での思い出、そして今後への抱負を話しました。
思い出として、まず語ったのは、初めて行く道を宣伝カーで進み、小さい公園の前を通ったら、四人の小学生の方が公園からこちらに向かって、「大野たかし頑張れー!エアコンつけて!」と声援をいただいた事でした。
他にも多くの小中学生の方、さらには親御さんや祖父母の方から、エアコン問題についての応援をいただいた話をしました。
国保引き下げ・カジノ阻止・市役所建て替え見直しなどもあわせ、公約実現のため、引き続き頑張っていくとお話しました。

花見川区で行われた、市長選お疲れ様会の模様です

花見川区で行われた、市長選お疲れ様会の模様です


その後、とれたての野菜を使った昼食を楽しみながら、色々な話をしました。
特に、皆さんが不安に思われていたのはマイナンバーでした。
ある方は、マイナンバーを詐取しようとする手紙が届いた、などとリアルな話も寄せられました。
マイナンバーは普通の国民に何ら利益をもたらさないこと、またシステム会社や印刷会社が大儲けをした事などを話し、誰のためにこの制度が作られたか、というお話をしました。
同時に、確定申告書にマイナンバーの記載拒否をしても、実は先方はマイナンバーを把握していること、したがって、マイナンバー制度をなくすには、「記載拒否」ではなく、制度そのものに切り込む必要がある、と訴えました。

これらの問題につきましては、
自治体政策研究所
のサイトが参考になります。ぜひお読み下さい。

その後は、市議会に移動し、野本信正市議の代表質問を傍聴しました。
市長選で争点となった問題についても、野本市議は鋭く追求していました。
まだ7月上旬ですが、エアコンのない教室の温度は30℃を越え、児童・生徒は大変な思いをしています。しかし、市長はいまだにその様子を視察していません。
「シンガポールのカジノへの視察には行っても、エアコンのない学校の教室にはいまだに一度の視察に行っていない」という市長の姿勢を鋭く質していました。
さらに、正面から答えようとしない市長に対し、「一人で行けないなら、自分が一緒についていきますから、教室の暑さを体験してみて下さい」と言ったときは、議場全体がかなりどよめきました。

また、国保滞納者に対し、市のマニュアルが非情な「取り立て」推進となっている事を厳しく指摘していました。
この問題は、自分が、業者の方から聞いて、それを市長選で繰り返し訴えたものです。
終わってから、野本市議が「あの質問は、演説をもとに調査した」と言ってくれました。
とにかく、今の市政は、実際に苦しんでいる人の実態を調べずに、市民サービスを削り続けています。
その一方で、市民に役に立たない大型開発を続けているわけです。

予想通り、後ろ向きの答弁ばかりでしたが、その中でも、様々な形で改善のきっかけを引き出す質問だったと思いました。
自分も、一人ひとりの市民を大切にする市政へ転換するため、引き続き頑張らねば、と改めて強く決意しました。