「誰もがいつでも何度でもPCR検査」の実現で、新型コロナから市民の命と暮らしを守ります

 2021年初頭における日本にとって最も重要な課題は「コロナ禍対策」です。もちろん、千葉市にとっても同様です。
 ニュージーランドや台湾では、コロナ禍対策として、広範なPCR検査の実施を行いました。それによって明らかになった感染者の保護・治療を行い、「ゼロコロナ」を達成しました。
 なお、「ゼロコロナ」というのは、「陽性者ゼロ」を意味するわけではありません。徹底的な検査と保護により市中感染をゼロにする、という意味です。
 千葉市もその成功例に学ぶべきです。
 自分も、千葉市民として、現在のコロナ禍に苛まれています。
 お世話になっている人をはじめ、面識のある人の感染例も生じています。
 そのため、まず第一に、千葉市から「ゼロコロナ」を実現させるために、「誰もがいつでも何度でもPCR検査」の実現を掲げたわけです。

 特に、医療・介護・教育など、感染震源地になる危険性の高い施設で働いている方には、定期的なPCR検査を行うようにします。
 もちろん、それ以外の市民の方も、希望する方には、いつでも無料で何度でもPCR検査が受けられるようにします。
 今の千葉市の現状では、コロナ禍から市民を守ることはできません。
 たとえば、近所に住む知人の息子さんは高校生です。クラスの隣の席にいる生徒が新型コロナに感染しました。
 しかし、息子さんは「濃厚接触者」の定義にはあてはまらない、という事になり、PCR検査を受けられませんでした。その方の家族には基礎疾患を持っている人もいます。
 そのため、家の中でもマスクをつけ、家庭内での連絡を電話で行う、などという状況になっています。
 この高校生の方に、速やかにPCR検査を行えば、このような事はおきません。
 「いつでも誰もがPCR検査」が必要である所以です。

 なお、「何度でも」というのは、「一度受けたらもう受けられない」とはしない、という意味です。
 たとえば、月曜にPCR検査を受けて陰性だった方でも、火曜に感染する可能性があります。そういう場合は、再びPCR検査を受けられるようにします。
 そして、陽性になった場合、症状があれば即入院、症状がなければ、ホテルなどで保護を行い、感染者がさらに感染を拡大させないようにします。
 繰り返しになりますが、感染症対策の基本であり、ニュージランドや台湾が「ゼロコロナ」を成功させた理由は、「徹底した大規模PCR検査をし、感染者を保護して、感染を拡大させない」でした。
 これを千葉市で行い、コロナ禍から市民の健康と暮らしを守るのが、今回の市長選挙における、大野たかし第一の公約です。