「景気回復」と生活

 ここ1年くらい、「景気回復」という言葉が自民党政府やマスコミからよく聞かれるようになりました。当初は、これまで同様の「大本営発表」に違いない。実際、賃金や雇用情勢は悪いままではないか、と思っていました。
 しかし、あまりにも堂々と「景気回復」を繰り返されているうちに、微妙に考え方が変わりました。かつて使われてきた「好景気」「景気回復」と、現在の「景気回復」は、一般の国民にとってはかなり意味合いが違うものではないだろうか、と考えるようになったのです。
 そのあたりの考察を、長文集の景気と生活にまとめて見ました。ご一読いただければ幸いです。