千葉市の防災対策について

 今日は、東日本大震災から10年目の日です。
 当時、自分は会社員をやっており、取引先との会議を行っていました。
 その最中にこれまでにない揺れを経験しました。
 そして翌日、福島第一原発が爆発しました。
 地震・津波に原発事故が重なって莫大な被害が生じました。
 それまでも、原発反対でしたが、この事故を見て、人生初となる反原発デモに参加したものでした。
 10年経ちましたが、まだまだ災害も事故も収束していません。そのことを改めて考えさせられました。

 さて、千葉市は一昨年の秋、台風が直撃しました。
 中央区では風速57メートルの風が吹きました。よく使っている作草部の国道の上に、プレハブの家が飛んできた、というニュースを見た時は心底驚きました。
 また、我が家は無被害でしたが、多くの知り合いが、停電で不便を余儀なくされました。
 またいつ台風がやってくるかわかりません。そのためにも、この停電対策を進める必要があります。
 停電の原因の一つに倒木で電線が切断されるというのがあります。これを防ぐために、市内の樹木の状況を調査し、倒木の危険性がある樹木に事前の対処を行う必要があります。
 また、村田川などの河川氾濫もありました。こちらの対処も進めていきます。

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千葉市長予定候補ZOOM討論会に参加

 3月4日に、千葉市長予定候補三人によるZOOM討論会を、淑徳大学の矢尾板教授が主催してくださいました。
 2時間にわたる長丁場でした。また、矢尾板教授からいただいた討論内容を見ると、かなり入念な準備が必要であることがわかりました。
 そこで、当初予定していた、かなみつ理恵県知事候補と一緒に千葉市内で遊説する予定をキャンセルし、こちらの準備にあてました。
 討論においては、対立候補である二人に嫌な思いをさせない、という事を最優先して望みました。
 大阪などで活動する一部の政治家に見られる、相手のあらさがしをし、詭弁まで用いて「はい論破」とするような「討論」は苦手でした。同時に、それでは討論を見て下さる有権者にも失礼だと思ったからです。
 幸い、対立候補のお二人も、自分と同じ考えだったようでした。そのため、意見の異なる案件では、お互いの主張を激しく闘わせましたが、お互いの考えをリスペクトをもって伝えることができたと思っています。
 千葉市長選挙WEB公開討論会”ちばでも Election Chiba 2021”

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千葉市の教育問題について

 先日行われた千葉市議会における、かばさわ洋平市議の代表質問で明らかになりましたが、千葉市立の中学・高校では、49%の学校が下着の色を指定していました。
 また、「ツーブロック禁止」と髪型は67%もの校則に記載されていました。
 このような人権侵害の校則は許されません。
 市立学校の校則については、児童・生徒の人権を侵害しているものは全て見直します。
 「子どもの権利条約」に見合った校則に改めさせ、校則制定に児童・生徒の意見を反映させます。

 昨年春、緊急事態宣言のもと、教室での「三密」を回避するため、分散授業が行われました。
 一クラス20人程度での授業となったのですが、多くの児童・生徒の理解度が上がったとのことでした。
 また、先生も、全ての児童・生徒に目が行き届き、授業がやりやすくなった、と語っていました。
 日本の学級定員は多すぎます。千葉市でも、さらに少人数学級を進めるべきです。
 まずは早急に35人学級を義務教育全学年で実現させ、さらに国の財政支援要請も強め、30人学級を目指します。

 教員の長時間労働の問題も深刻だと考えています。
 何度か、朝6時前後に学校の前を通った事がありました。どの学校でも、その時点で部屋の電気がついていました。
 その時間から出勤せざるをえない、という事なのでしょう。
 それだけ、教員一人あたりの業務が多すぎるわけです。
 正規雇用の教員を増やし、教員の業務負担を減らす必要があります。

  • 学校校舎と体育館の洋式トイレ化を前倒しで実施
  • いじめや、不登校対策として、スクールカウンセラーの全校専任配置と複数担任制導入
  • 発達障がい児へのきめ細やかな支援と特別支援学校の新設
  • 老朽化と過密化が深刻な既存の特別支援学校の教室増設、並びに新たな特別支援学校の設立
  • 教員多忙化解消のための部活指導員増員とガイドラインの徹底
  • オンライン教育やICT教育推進のためのICT支援員の全校配置
  • 新型コロナ対策の手洗いが冬でもできるよう、水道の温水化

 なども進めていきます。