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再び千葉市長選挙に立候補します

 本日、記者会見を行い、千葉市長選挙への立候補することを報告しました。
 前回の2017年に続き、二度目の千葉市長選挙立候補となります。
 前回の選挙では、41,870票をいただきました。投票していただいた方々には、改めて御礼申し上げます。
 その選挙において、自分が第一の公約に掲げたのは「小中学校普通教室エアコン設置」でした。
 投票結果が出た時の記者会見で「一人の千葉市民として、小中学校普通教室エアコン設置をはじめとする公約実現に向け、引き続き頑張っていきます。」と言いました。
 そして、一人の千葉市民として、エアコン設置のために、様々な場所で、署名を集めました。
 ある夏祭りの会場で一人で訴えたら、短時間で90人の方が署名をしたくださる、という事もありました。
 街頭署名を集めているときに「財源は?」と質問してきた人に回答し、納得してもらった事もありました。
 また、ネットでも、エアコン設置の必要性・財源問題などを何度も訴えました。
 その結果、市民の皆様・日本共産党千葉市議団と力を合わせ、エアコン設置が実現されました。
 エアコン設置を進めた日本共産党の、かばさわ洋平市議が学校に行ったら、校長先生に「エアコンをつけてくれてありがとうございます」と言われたそうです。
 また、2017年春の選挙期間中、さらには半年後の衆院選においても。非常に多くの小中学生の方々から、「大野たかし、頑張れ!エアコンつけて!」という声援をいただきました。  その声に応える事ができた事は、自分が政治にたずさわった人生において、最も誇れることの一つだと思っています。

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「野党の政策には財源が示されない」という誤情報について

 日本共産党を含む野党に対する、商業マスコミが行う批判の定番が二つあります。
 一つは「野党は批判ばかりで対案がない」で、もう一つは「野党の政策には財源が示されていない」です。
 筆者が子どもの頃、初めて新聞を読んだ頃から、使われ続けている言葉です。
 しかしながら、この言説は事実に反しています。
 今回はその二つの誤情報のうち、「野党の政策に財源が示されていない」がいかに間違っているかについて説明します。

 たとえば、一昨年の参院選で日本共産党が掲げた政策です。このように、具体的な方策と、それによって生じる歳入を計算して示した上で、日本共産党の主張する政策の財源を示しています。

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「いじめ」の存続を認める政党

 首相は代わりましたが、相変わらず自民・公明政権は九条改憲を目指しています。
 「九条を変える理由」としてよく報じられたのは、安倍前首相が一度ならず言った「自衛官の子どもが学校で、『憲法違反』といじめられた。それをなくすためにも九条を変える」でした。
 また、改憲とは話が異なりますが、自民党は選択式的夫婦別姓に反対を続けています。その理由として挙げられるものに「両親の姓が違うと、子どもが学校でいじめられる」というのがあります。
 この論法の通り、自衛官や別姓カップルの子どもがいじめられないために憲法九条を変えたり、選択的夫婦別姓を否定するのは正しいことなのでしょうか。

 もちろん、こんな主張は完全に間違っています。
 どんな理由であれ、子どもが学校で「いじめ」を受けること自体が、そもそも許されない事です。
 必要なのは「いじめ」をなくす事であり、憲法九条を変える事でも、選択的夫婦別姓を否定する事でもありません。

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